【エッセイ】ガサツな生活

この記事は mirko-san のアドベントカレンダー Advent Calendar 2022 の 12月 2日の記事です。

ガサツな生活をしている。ていねいな生活の対義語的な。

朝起きる。たいてい朝ごはんは箱買いの in ゼリーか、一本満足を食べている。常温で置いておけるし洗い物も出ない。最高。

昼と夜はなんか適当な冷凍食品を食べる。私はコープの宅配のコープデリを使っていて、 Web で注文したものが週一回家に届く。別にコープデリは冷蔵の野菜とかも注文できるんだけど、ちゃんと調理しないといけないし面倒なので冷凍食品ばかり買っている。これを一週間だったりそれ以上の期間でもって消費していく。

コープデリのいいところは段ボールで届かないところで、なんか発泡スチロールの箱で届けてくれる。なんで段ボールが嫌かというと、私みたいなズボラな人間は段ボールを解体し縛って捨てるという行為が嫌いすぎるからである。しかも発泡スチロールは週一回家に届けてくれるとき玄関で対応したら家の中で保管しなくてよくて、すぐ回収してくれる。もし家に届けてくれたときに対応できなかったら家の中に保管しておかないといけないけど、翌週家の前とかに出しておくだけで改修してくれる。解体と破棄の手間がないのはうれしい。

しかも私は基本的に何でも割りばしで食べる。パスタでも箸。これで箸を洗わずに済む。なので実際私の洗い物は、冷凍食品をチンするときに使うお皿と飲み物飲むのに使うマグくらいである。マグの代わりに紙カップを使うことも一度検討したんだけど、冷たいものを入れたときの結露のケアが面倒だし温かいものを入れたとき鬼のようなスピードで冷めるのでマグくらいは洗うことにした。ステンレスの二重マグって本当に優秀。

そんな生活を送っているので、私の冷蔵庫は本当に何も入っていない。この画像を会社のチャットで共有したらめちゃくちゃウケたので、それ以来ウケ狙いで私の冷蔵庫の写真を定期的に晒すんだけど、こんな感じになっている。

こんな私なんだけど、一人暮らしをし始めたときはもっと「ちゃんと節度をもった生活をしなければ」みたいな強迫観念があった。

ちゃんと野菜食べないとな〜とか、週一回は掃除機かけないとな〜みたいな、家の中にゴミの日に捨てられなかったゴミ袋があったりするなんて言語道断みたいな。そんな気持ちがあったんだけど、 26 歳にもなるとそんなものはなくなる。単純にめんどくさいし誰も私のズボラ化を止めるものが居ないし。野菜食べないとたまに唇の端が切れたりするんだけどマルチビタミンサプリメントを飲んでればそういうことも無くなったし、掃除機はギリ月一回かけておけばセーフな気がする。ゴミ袋はちゃんと縛って、においが出そうなものはちゃんと二重に袋に入れておけば臭いもしない、と思う。たぶん。そんな感じでどんどん生活への丁寧さがなくなってズボラになった。

どうやら冷蔵庫にこのレベルでものがないのは割とやりすぎっぽいんだけど、これくらいズボラになってもいいと思うんですよ。みなさん。下には下がいます。安心してくれ。