日記 : 2020年9月の振り返り

日記です。
もともと毎月と3か月ごとに振り返りをしてローカルに書き留めるということをやっているのですが、人に読まれても大丈夫な程度に整理して公開してみるのも一興かなと思い、書き始めています。
毎月続くかは分かりません。慣れてないので文体のポリシーも決まっておらず、文が安定していません。

主な出来事

転職した

新しい職場での新しい日々が始まった。正直自分の実力不足を痛感する毎日でしんどい部分も多少あるのだが、カルチャーギャップを感じたりだとかの精神的なしんどさは少なく過ごせている。
同僚とのコミュニケーションはほぼSlackなのだが、とにかくレスが早くて助かっている。前職だとSlackして3時間は返信がないだとか、一次返信はあってもその後途絶えて数時間話が進展しないなどは日常茶飯事で、稀に(稀にしては高頻度に)無視されるということがあった。これはかなり苦痛だった。それがないだけで嬉しい。自分もある程度のレスの早さを心掛けなければと思う次第である。
実力不足でつらい件については「今のうちにコーディング力を身に着けておかねばならない」という気持ちから転職したはずなので、良いことだと思っている。
周りから吸収して、向上していかねばならないと思う。

新型コロナへの悲しみとそのやり場のなさ

悲しいことに、自分が社交ダンスを習っていた先生が「この情勢で生徒さんも減っていますし、ほかの仕事を始めようと思いまして」ということで、スタジオを辞めることになった。
社交ダンスはもともと高齢者が多いジャンルだったと思うし、この情勢でレッスンを控える方が多いのだろう。
チャコットが社交ダンス部門の撤退を決定したとのことだし(補足 : チャコット公式サイトなどでの告知は見当たらなかったが、スタジオに告知されている様子だし、私も先生から聞いた。ネット上にもそのような情報がいくつか上がっているので、デマでは無いだろう。)売り上げが低下しているのだろうなとは思っていたが、私はチャコット製品を購入するほどのガチ勢でもなかったし、自分の生活にまで影響があるとは正直考えていなかった。
ニュース等で経済的に影響が出ていることは頭では理解していたが、自分の生活にはほとんど影響がなかったので甘く考えていたということを痛感した。新型コロナウイルスは人の人生を変えているし、自分のコントロール外のものが人生を変えてしまうことへの悲しみ、怒りを感じた。
今はその例えようのない感情を乗り越えたつもりだが、それはあくまで社交ダンスがいくら大事な趣味ではあるし生き甲斐でも所詮はただの趣味だったからだと思うし、仕事や貯蓄、大きくくくると人生などに影響があればしばらく乗り越えられない気がする。今現在新型コロナウイルスによってそれらに影響がある方々については本当に災難だと思うし、私はたまたまその災難に直面していないだけだということに複雑な思いを抱いている。

半年ぶりの観劇

新型コロナウイルス関係で悲しいこともあったが、徐々に緊急事態宣言前の生活に戻ってきていると感じたこともある。ミュージカル公演の再開だ。
9月は半年ぶりに劇場で観劇が出来た。やはりミュージカルは「同じ空間で人間が実際に演じている」ということへの感動があると実感したし、その感動を味わえて非常にうれしかった。
無観客オンライン配信のみにしている公演もあるし、そのほうが実際に観客を入れるよりも経済的な面もあるのかもしれないが、どうか生で観劇する文化が廃れないでほしいと願っている。
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劇場版ヴァイオレットエヴァーガーデンを見た

凄かった。物語の繊細なエモさ(この単語を使う以外いい言葉が思いつかなかった。敗北)を損なわないように慎重に映像化するという大仕事を、すべての制作にかかわった人間の熱意でやりきったなという感じの出来で、優秀なクリエイターが作り出す素晴らしい映像にただただ翻弄されて涙するしかない2時間だった。
とにかく凄かった。みんな見てほしい。
でもアニメ見てからじゃないと劇場版はなんのこっちゃ分からないと思うから、アニメを見てから劇場版を見てほしい。アニメはNetflixで配信されている。ハードル高くない?と思うかもしれないが、その価値はある。

www.netflix.com